魔法少女装オニキス

魔法少女装オニキス

ただのエルフ

 (カルセドの兄貴が危ない!)

 シャドウフォックスに殴り飛ばされたカルセドを見てオニキスは戦場に踏み入ろうとした。 だが急に謎の声がどこからか聞こえてきた。

  『力がほしいなの?』

  「な…なんだ今の声は!」

 『なのの声が聞こえているなら話が早いなの 目の前にいるカルセドはもうすぐこの地を去るなの どうするなの?』

 「この地を去るって死ぬことかよ! そんなの嫌に決まってるだろ!!」

 『なら、なのの力を受け入れるなの さすれば目の前の車道ワォックスは倒せるしカルセドを救えるしゾーン入ったのに不意打ち喰らったアホにも一泡吹かせられるなの』

 「力をよこせ! 早くしろ!!」

 『せっかちさんなの まぁでもいいなの じゃあ呪文を唱えるなの』

 『ハリスレサンビャクトッパーメザスワセンスレーシンシンワサイコーナノー!』

 するとオニキスは謎の光に包まれた。そして衣装が…

 「なんで女の服なんだよ!」

 『成功なの 君は今魔法少女になったなの』

 「俺は男だ!」

 『なら魔法少女装なの とっても似合ってるなの』

 「今すぐ戻せ!」

 『うるさいやつなの というかカルセドをほっといていいなの? そろそろ散体しそうなの』

 「てめえ後で覚えてろ!」

 オニキスはシャドウフォックスの目の前に現れ注意を惹いた。

 『じゃあ早速力の使い方を教えるなの とっても簡単だから感謝しろなの』

 『キューティープリティーマジカルフレイム♡と言いながらぶりっ子ポーズをするだけなの 効果は目の前のワォックスぐらいなら一撃死なの』

 「んな恥ずかしいマネできるか!」

  『ならカルセドはこの地を去っちゃうなの あーあオニキスしか救える奴いないのになぁーカルセドもカワイソカワイソなのー』

 「あーもう!言ってやる!!言えばいいんだろ!!!」

 「き…きゅーてぃーぷ…ぷりてぃ…まじかるふれい…む」

 ブッブーと謎の音が鳴った後突如として風が吹きオニキスの短いスカートがめくれ上がった。

 「おいなんだこれ!話がちげえぞ!」

 『今のは失敗による制裁なの ちゃんと恥ずかしがらずに言えなの ほらラストチャンスなの』

 「あーくそくそくそ! やってやる!キューティープリティーマジカルフレイム♡」

 大きな炎がシャドウフォックスを一瞬にして消し炭にした。

 「はぁ…はぁ…まじふざけんなよこんなこと…」

 『恥を捨てれば道を切り開けるなの さて、次はカルセドの治療なの どうやら安心して気絶したそうなの』

 『次の呪文を教えるなの 貴方を愛しています と発言したあとキスをするだけなの ディープキスだと効果大なの』

 「キキキキスーー! お前まじふざけんなよ! てゆーかこのまま里まで連れて行って治療すればいいだろ!」

 『はぁー分かってないなの この魔法はなんと石化すらも治療できるなの』

 「えっ おれたちのこの石もだって…」

 『なのが嘘をついていないのはさっきの魔法の威力を見れば分かるなの それに里の中でキスをして治すつもりなの? 大胆なの』

  「んんんん!あーもう分かったよ!すりゃいいんだろ!」

 「カルセドの兄貴…貴方を愛しています」

 オニキスの唇が優しく光り、カルセドに口づけした。

 石化した肉体は徐々に元に戻り、そして完治した。

 「カルセドの兄貴…」

  「オニキスさんすごいですね今の!まさかカルセドさんを治療するだなんて!」

 「…は?」

 『あーあ、もたもたしてるからサイコパンカス野郎が復帰しやがったなの』

 「おい、今のを…見たのか?」

 「キスのことですか?はい見ましたよ オニキスさんはキスで治療できるんですね!」

 『こいつ褒めながら煽ってるなの 早く死なねーかななの』

 「あ…あ…あ…うわああああああああああああ!!!!!!!!」

  

  ポイント

 メス堕ち 2/100

 女装抵抗 4/100

 性欲   5/100


 おしまい

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